IGNITEリサーチ

気になる情報をリサーチ発信

電気ケトルの掃除は100均のクエン酸を入れて2時間放置でOK!

 

電気ケトルはスイッチを推すだけでお湯を沸かせて、とても便利なキッチン家電のひとつですね。
私もほぼ毎日利用しています。

しかし意外とお掃除を忘れがち。

今回は電気ケトルのとても簡単な掃除方法をお伝えします。
クエン酸を使用するのですが、100均ショップで購入できるもので十分!
それにキッチンペーパーまたはキッチンタオルを用意すれば掃除ができてしまいます。

しかも掃除手順は、ちょっと準備をしてスイッチを入れた後、放置しておくだけ
たったこれだけのことで勝手に汚れが落ちてくれるんですよ。
面倒くさがりの私にも、これならできそう(笑)。

ということで、さっそく電気ケトルの掃除の仕方についてご紹介しますね。
どのくらいきれいになったのか、掃除前後の様子も写真付きでお伝えしていきますよ。
電気ケトルの掃除を考えているかたは、ぜひ参考にしてみてください。

 

電気ケトルの掃除には粉末のクエン酸を投入→沸騰させて放置だけでキレイに

 

 

電気ケトルは毎日使っているにも関わらず、毎回お湯を沸かしておしまいで、掃除は案外忘れがちです。
今回は電気ケトルの掃除を100均ショップでも買えるクエン酸を使って行います。
超めんどうくさがりの私でもできた、非常に簡単な方法ですよ。^_^

★準備するもの

  • 水(電気ケトルが沸かせるMAXの分量)
  • クエン酸(粉末大さじ2〜3杯)※
  • キッチンペーパーやキッチンタオル等

クエン酸は100円均一ショップでも購入できるもので大丈夫です。
(もちろん他のお店のものでもOK!)
※使用する量はケトルの大きさによって調整します。
 今回私が使用したのはMAX0.8リットル容量の電気ケトルで、クエン酸大さじ2杯入れました。

★掃除手順

1.電気ケトルの中にクエン酸を入れます。

電気ケトルの掃除に100均で購入したクエン酸を入れる写

電気ケトルの掃除で100均のクエン酸を入れる

2.水をMAX量入れて、軽くクエン酸と混ぜ合わせます。
  フィルターも洗いたい場合は、ここで一緒に水につけます。

  電気ケトルに水、クエン酸、フィルターを一緒に入れた写真

電気ケトルに水とクエン酸を加え、フィルターも一緒に入れる。

3.電気ケトルでお湯を沸かします。

4.お湯が湧いたら、そのまま2時間放置します。

5.2時間後、中のお湯を捨て、また同量(MAX)の水を入れて再び沸かします。

6.5を1〜2回繰り返します。
  ここでは4のように2時間放置しなくても大丈夫です。
  お湯が湧いたら捨てて、新しく水を入れ直してまた沸かす……
  を繰り返すだけでOKです。

7.お湯を捨てて軽くゆすぎ、中の水分をキッチンペーパーまたはキッチンタオルで拭き取ります。

  ※やけどには十分お気をつけください!
  電気ケトルの中の手を入れるときは、温度が完全に下がったのを確認してからにしてください。

電気ケトルの中の掃除が終わった写真

電気ケトルの中を拭き取った後

8.電気ケトルの外側や台座が汚れている場合は、拭き取ります。
  ※コーヒーがはねているなどのちょっとした汚れなら、クエン酸でスッキリ落ちます。
  ※油汚れなどしつこい汚れの場合は、重曹水を使うとより効果的ですよ。

電気ケトルの掃除で台座を拭き取った後の写真

電気ケトルの台座も拭き掃除をする

掃除手順は以上です。
工程をこのように書き出すと、結構多いように見えますが、メインの電気ケトル内の掃除はとても簡単ですよね。
だって2時間放置でいいんですから!

次はこの方法でどのくらい電気ケトルがきれいになったのか、写真を使って比較してみたいと思います。

電気ケトルの掃除にクエン酸を使った前後比較と感想

先程ご紹介した電気ケトルの掃除方法では、どのくらいきれいになったのでしょうか。
ここでは掃除前後の写真を比較して、掃除効果を確認してみましょう。

掃除前 掃除後
電気ケトルの掃除前の内部写真 電気ケトルの掃除後の内部写真
電気ケトルの掃除前の台座の写真 電気ケトルの掃除後の台座の写真

 

掃除前(左)は少しモヤモヤしたものがありますが、掃除後(右)はそれがなくなって、少しスッキリして見えますね。
調べてみると、このモヤモヤしたものはカルキによる汚れだそうです。

「カルキ汚れ」は水道水に含まれるミネラルが原因でできる汚れで、水垢とも呼ばれています。
加湿器の中や吹出口に白いかたまりがあったり、シンクに白い雲形のようなあとがついていたりしていたのは、全部カルキの汚れなんですね。

カルキはミネラルが固まったものなので、成分的には体に悪影響はないと言われています。
ですが、衛生面から考えると、やはり掃除はしておきたいですよね。

さすがの私もこれを知ってしまうと、きれいにしておきたいな、と思いました。^^;
だって電気ケトルって毎日使うものですからね。

今回の方法ですとクエン酸を入れて沸騰させた後、2時間放置でいいのですから、実質私が手を動かしたのは10分程度
ほとんど手を掛けずに済むわけです。

思った以上に簡単にできるので、個人的には意外でした。
勝手なイメージですが、なんとなく手間がかかりそうだったので。

唯一ちょっとやりにくいな、と感じたのは電気ケトルの中の拭き取りのときです。
フタが取り外しできるタイプなら、もう少しやりやすかったかもしれないですね。
でもここで拭き取りの前後を比較してみると……

 

拭き取り前 拭き取り後

電気ケトルの掃除で内部を拭き取る前の写真

電気ケトルの掃除で内部を拭き取った後の写真

 

内部をゆすいだだけでは、カルキ汚れは落ちきらずまだ残っています(写真左)。
しかし拭き取りをすると、残っていたカルキ汚れもしっかり落ちているのがわかりますね(写真右)。

電気ケトルの中は少々拭き取りにくさはありますが、しっかり汚れを落とすためには手間を惜しまないほうが良いみたいですね。


ちなみに拭き取り後(写真右)にある斑点のようなものは「焼けあと」です。
何度拭いても落ちないので、私も気になって調べてみたのですが……。
これは電気ケトルを使用していくと、自然とできてしまうものだそうで、汚れではないとのことでした。

原因がわかったのでスッキリしました。^_^

まとめ

今回は電気ケトルの掃除で、100均でも手に入るクエン酸を使用して行ってみました。
掃除方法は大まかに、

  1. 電気ケトルクエン酸と水をいれて沸かす
  2. 2時間放置する
  3. お湯をすて、再度「水を入れて沸かし捨てる」を数回繰り返す
  4. ケトル内や外側、台座などを拭き取る

の手順で行います。

ケトル内についている白いモヤモヤはカルキ汚れ、水垢と呼ばれるものです。
体への影響はあまりありませんが、衛生上、定期的にケトルの掃除をしたほうがよさそうなことがわかりました。

実は私は3〜4年くらいこの電気ケトルをほぼ毎日使っていますが、その間、ずっと洗ったことがありませんでした。(苦笑)
それがこんな簡単なやり方できれいにできるのでしたら、もっと早くやればよかったし、これからも定期的に掃除をしたいですね。

電気ケトルは火を使ってお湯を沸かすのとは違い、その場を離れても安全に使えるのが大きなメリットのひとつです。
これからも毎日使うキッチン家電ですので、清潔に使えるように、月に1〜2回は掃除をしたいですね。