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クレーンゲームにいくら使う?3,000円くらいまでの人が多い理由を解説

 

 

クレーンゲームにいくら使うかを調べた結果、最も多いのは500円未満でした。
今回の調査では、同じ年代、同性であっても数百円〜1万円くらいと幅広かったです。
使う金額は性別や年齢、職業等によるというより、個人の性格によって差が出るようですね。

この記事ではクレーンゲームにいくら使うかについて調べた結果に加え、使う金額に関連する確率機のことについてもご紹介していきます。

[もくじ]

 

クレーンゲームにいくら使う?最高金額は11万円以上も

 

 

クレーンゲームに使う金額を調べてみたところ、最も多いのは100円〜500円未満の層でした。
2位以下は1,000円未満、3,000円未満と金額が上がっていきます。

いくつかのアンケート結果を見ましたが、どれも500〜3,000円の層が全体の8〜9割を占めていました。
大多数のライトユーザーとしては妥当な金額という印象ですね。

しかし10,000円以上のヘビーユーザーも全体の1%はいるようです。
そして12%の人は使った金額を覚えていないそうなので、ひょっとしたら10,000円以上の人はもう少しいるかも知れません。

今回調査した中では1度のクレーンゲームで11万円が最高額でした。
かなりの高額ですね。

各自で上限を決めている人がほとんどでしょうが、中にはこのように上限なしの人もいます。
ハマっている方は、取れるまで続けるそうですね。

最近はシニア層にも人気があるようで、シニアを対象にしたアンケートも日本クレーンゲーム協会のサイトに出ていました。

kuretatsu.com

シニア層が使う金額はやはり先程の結果と近く、全体の9割程度が数百円〜3,000円と回答されています。

クレーンゲームにいくら使うかは確率機の設定金額に関係している?

 

最近のクレーンゲームには確率機という種類が増えています。
確率機は景品が出る金額を、お店側が設定できる機能が付いているのです。

平均して2,000〜3,000円程度に設定されているお店が多いようですが、高いところだと4,000円近い場合もあるようです。

この確率機の設定金額は、一度景品が出てからの金額が合計されます。
例えば3,000円が設定されているゲーム機で、プレイする前に使われた金額の合計が2,900円でしたら、あとは100円を使うだけで景品が出る、という仕組みです。

確率機では大体3,000円くらい使うと景品が取れます。
クレーンゲームに使う金額の8〜9割が〜3,000円に集中しているのは、このあたりも関係しているのではないでしょうか。

そもそも確率機の設定を3,000円位にしているのには、原価率のためのようです。

業界では大体25〜30%の原価率を目標としているお店が多いと言われています。
しかし全日本アミューズメント施設営業者協会連合会ガイドラインで、景品は市販価格800円以下の仕入れ値でなければならないと決められています。
原価率30%ですと、仕入れ800円に対し利益率は70%、売価は2,667円となるわけですね。

 

クレーンゲームの確率機は設定金額を使ったら確実に取れる?

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お店側が確率機の金額を設定しても、確実に景品が出るとは限りません。
その原因は、設定ミスや景品が置かれている場所も影響するそうです。

また確率機の設定金額は、使用した累計金額と一致しても景品が出なかったり、逆に使用した累計金額が設定金額より少なくても景品が出ることもあります。
お店としては1日を通して全体で原価率が25〜30%が保てるようであればよい、という方針のようですよ。

それに毎回同じ金額で出てしまうのであれば、景品を一度出した後、設定金額を入れれば必ず景品を手に入れられます。
クレーンゲームの取れるか、取れないかというゲーム性がなくなり、楽しみも半減していしまいますよね。

確率機では景品を取れるまでのおおよその金額は予測できても、確実に取れるわけではないと理解しておきましょう。

 

クレーンゲームにいくら使うかについてのまとめ

いくつかのアンケートを調べた結果、8〜9割の回答者が数百円〜3,000円と答えていました。
しかし中には1万円以上使う方もいらっしゃり、取れるまでお金をつかう上限なしの人もいます。
今回調べた中での最高額は、1度のプレイで11万円以上使った方でした。

お金の使い方は人それぞれですが、自分なりの上限金額を決めて遊んでいる方がほとんどのようです。
無理のない範囲で遊ぶようにしたいですね。